冬の果物といえば、みかんですよね。
私はあまり酸っぱいものが苦手なので、今まで積極的に食べることはありませんでした。
ただ、果物は1日に1種類はとるようにしているので、どうしても冬場はみかん、りんご…と種類が限られてしまいます。
今年はみかんを食べてみよう!と思い、11月からお店で買うようになりました。
食べるからには、みかんをもっと知ってみようと思います。
みかんの産地は?種類は?
関西圏でみかんを買おうと産地を見ると、圧倒的に和歌山が多いです。
調べてみると、和歌山が圧巻の1位!その後は、愛媛、静岡と続きます。
その他は九州を始めとする温暖な地域が多いようです。
和歌山は『有田みかん』が有名ですね。静岡は『三ケ日みかん』でしょうか、浜松SAで売っていたのを覚えています。愛媛は…、『ポンジュース』?こら!『愛媛みかん』でしょうか。
11月に出てくるみかんは、早生(わせ)みかんと呼ばれています。
皮も薄く、甘くておいしいですよね。一番人気もあるそうです。
12月に入ると中生(なかて)、晩生(おくて)と呼ばれるみかんが登場します。
皮も厚くなり、長く保存できるものとなっています。
みかんの白い筋は?
さて、みかんを食べるには、当たり前ですがまず皮をむきます。
そして、みかんについているこの白い筋、とりますか?
私はとっていました。口の中に残ってしまって気持ち悪かったからです。
この白い筋、『ビタミンP』という栄養素だそうです。聞いたことないし、学校でも習わなかったけど…。
ビタミンPは、ビタミン様物質と呼ばれるもので、ヘスペリジン、ルチン、エリオシトリン等の総称です。これらビタミンPのうち、みかん由来のポリフェノールがヘスペリジンです。
へー、次から次に新しい栄養素が発見されますよね。
このヘスペリジンは、毛細血管を強化、コレステロールの改善、壊れやすいビタミンCを守る働きがあるそうです。
みかんの実にはビタミンCが多く含まれていますから、白い筋と実を一緒に食べることは組み合わせばっちりということですね!
軽くスルーしそうになりましたが、コレステロールの改善というところに目をつけました!
よし、旦那様ふとに今年の冬はみかんを食べてもらい、中性脂肪やコレステロールを改善してもらいましょう!
ということで、1日1個から大きいものは半分にして食べてもらっています。次の検査結果が楽しみです。
ちなみに『うんしゅうみかん』とは?
栄養士の勉強で必ず食品成分表を開きますが、『みかん』という表記はありません。必ず『うんしゅうみかん』という欄を見ましょうね。
最初は『なぜうんしゅうみかんなんだろう…』と疑問を感じていましたが、人間の順応力は素晴らしく、今では当たり前のように『うんしゅうみかん』を入力したりしています。
ちなみに漢字では『温州みかん』と書きます。みかんは中国から伝わったものですが、中国のみかんの産地が『温州』というところからの由来だそうです。
下津みかんを買ってみました。
なんだか、ラベルがかわいくて、聞いたことなかった『下津みかん』を買ってみました。
調べてみると和歌山の有田みかんと並ぶくらい古くからみかんが作られいる名産地だそうです。
とても甘くておいしかったです。今年はいろいろな名産地のみかんを食べてます!!
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