MENU

コロナ禍で思うこと。学校給食の調理現場より。

こんにちは、管理栄養士のゆっぽこです。

今年に入ってから、コロナのオミクロン株が猛威をふるい、身近にも感染された方や濃厚接触者の方がいるようになりました。

ゆっぽこは、委託給食会社で働いており、学校給食の給食室で調理をしています。

私の現場には12人働いていますが、私以外全員子どもさんがおられます。平均年齢が若いため、未就学児や小学生の子どもさんがおられる人がほとんどです。

コロナ禍になってから会社の決まりにより、同居者に発熱症状があれば出勤できなくなりました。

さらに1月末から胃腸炎も流行し、下痢嘔吐がある人、コロナではないけど熱がある人、子どもが濃厚接触者、休校休園、学級閉鎖などが相次ぎ、一時は毎日3、4人欠勤するという事態が起きました。

委託会社なので、会社で応援体制を取ってなんとか回しましたが、毎日知らない人が入れ替わり、立ち替わり。。。応援を足しても欠員の日々が続きました。

私は責任者なので、応援の人に仕事の説明をし、2人分ぐらい必死で動き、(もちろん私だけではなく、出勤してくれた人みんな頑張ってくれました)クタクタを通り越し、体がボロボロになりました。

さらに、毎日夜だろうが週末だろうが、ラインの連絡。これは本当に精神を削られました。

基本的には会社のスマホへ連絡を入れてくるのですが、私の個人スマホにも連絡をする人が何人も。。。

連絡をする側は、早く返事が欲しい、伝えたいという理由で、時間も関係なく送ってきました。夜10時に電話(こっちは寝てるわ。)、日曜に個人スマホに返事の催促(こっちは休みや。)など。。。

さすがに心がぽっきり折れてしまい、個人のスマホへの連絡は控えて欲しい、電話する時間は考えてほしい、とお願いしました。

私にしたら、休みの連絡のなんだから、返事は後にしてくれよー、こっちはその休みの分をどうするかも考えなきゃいけないんだよー、というのが本音でした。

(お願いをしてからは、連絡はかいぜんされましたよ。)

2月中旬になると休校休園は減ったので、なんとか回せるようになりました。

私が愚痴りたいことは、、、ニュースではコロナにより働けなくなり収入が減ったことはクローズアップされており、休んだ分は国からの補助もあります。でもでも、休まれる現場はどうしようもありません。。。

私の現場でも休むメンバーは決まっており、出勤メンバーにものすごい体力的な負担がかかってました。

学校給食は、週末はお休みです。夜も週末も関係なく働かれている病院や施設の職員の方はさらに大変だと思います。

調理員が直営の職員(公務員)だと、調理員が揃わないと給食中止やおかずを減らすなどしたと報道もありましたが、委託だと何とかしてくださいと、寄り添われることもありませんでした。

特に私が働いている市町村は、資格保持者でないと給食室に入られない制約があり、市町村に対してものすごくもやもやを感じました。このご時世、もっと柔軟な考えと対応をしてほしいと強く市町村に思いましたね。

とにかく、出勤するメンバーは全く救われない(2人分仕事しても給料が増えるわけではない)現状に疲労困憊でした。

すみません、ひとりごとの愚痴でした。

同じように人のやりくりで苦労をされている調理現場は沢山あると思います。

学校給食はあとひと月ほどで春休みです。頑張りましょうね。

休みはスキーでもやってないとやってらんない。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次