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給食の出汁について考える。

唐突ですが、私は和食が大好きです。

昔は苦手でしたが、年齢を重ねるほど好きになっています。

和食の素晴らしさは繊細な調理や味にあるでしょう。その中でも『出汁』は重要ではないでしょうか。

給食でも和食を出すことが多いですが、どの調理室もおいしい出汁をとっているのか疑問です。

私が今勤めているところの給食は、とにかく出汁の味が薄いのです。今日のおかずも先週のおかずも 『本当にだしを取りましたか?』と聞きたくなるほどでした。

和食の基本はかつおぶしとこんぶの出汁ですね。他にも煮干しやしいたけ、野菜などの出汁もあります。

料亭(家庭でも取られているとこはあるでしょう)では1番だしと言って香り高いだしを取られています。

ですが、給食では1番だしでは役に立ちません。なぜなら、調理後時間がたってしまうため、繊細な香りは消えてしまうのです。

なので、しっかりと2番だしのような出汁が必要となります。

今の調理室でもそれっぽいのは取っているようですが、いかんせん出汁の味がしない、しなさすぎです。

取った出汁を飲んでいるのかなー、多分飲んでないよねー、私、数ヶ月前も言ったよねーともやもやしながら、今日和食がおいしくないと伝えました。

だしがおいしくない→味がしない→調味料を追加する…という魔の味付けループを実践されてます。

気づいてほしいな、そして変わってほしいな。

委託給食だけに伝えても、私が実践しても、継続してもらわないと意味がないこの現状をどうしたらいいのでしょう。もどかしさだけが残ります。

ただの愚痴で失礼しました。私、全然めげませんので、明日からもガンガンいきますよ。

ちなみに『出汁』というのは『煮出汁』の略だそうです。

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