今年、富士山へ登ったことを紹介しましたが、私が考える富士山攻略法をお伝えいたします。
ただし、個人的な考えのため、保証はいたしません。まず、この時期に攻略法を載せる私も私ですが。
私が3回富士山登山をして見てきたことは、富士山は観光地です。でも、楽しいだけでは登れません。そんなに甘くはないです。
基礎体力に自信がある方なら、特に準備はいらないと思います。
自信がない方は何回か近所の山を登るか10km以上歩くことをおすすめします。
何しろ長丁場です。走って登る人もいますが、一般人は真似できません。何時間も歩き続ける体力、これこそが一番必要なものです。
私も最初に富士山に登ったときは、高山病が心配でした。サイトやブログを調べまくりました。最初に登ったときは、指南通り五合目で1時間ほどごはんを食べながら過ごしました。高度順応ってやつですね。
しかし、2、3回目は準備ができたらスタートしました。時間は無駄ですし、ごはん高いですし、人は多いです。
ただ、五合目から六合目を特にのんびり歩きました。びっくりするぐらいの遅さです。小学生未満の子にも抜かされます。お年寄りにも抜かされます。実際、ほぼ全員に抜かれました。
でも、ゆっくり歩くことで、体も温まりますし、高度順応にもなります。そしてどこの登山口も六合目までは比較的緩やかです。
抜かれても、置いていかれてもお構いなしです。気にしなくて大丈夫です。
七合目から八合目で登山慣れしている人以外、全員抜かすことができます。これは本当です。
若い人に多いですが、最初は五合目に着いただけでテンションが上がり、興奮状態で登っていきます。そんな状態でガンガン進んですぐ着くような山ではありません。たいてい七合目辺りからペースが速すぎて体がついていけなくなり、高山病になったり、体力が持たなくなります。
小屋の前でへばっている若者を何人見たことでしょう。
とにかく、ゆっくり亀さんペースで最後までノロノロと登ることです。
もう1つ大事なのは、一緒に登る人と体調の変化があったら諦めて下山するという約束をしておくことです。そして、しんどい時にしんどいと言える仲間と登るべきです。
富士山はいつまで登れるかわかりませんが、山は逃げません。
ちなみに私は団体行動が苦手なので、ツアーに入るという選択肢はありませんでした。富士山のブログは山ほど読みましたが、素晴らしいガイドさんもいれば、ひどいガイドさんもいるようです。ただ、引っ張ってくれるのは確かだし、山小屋によってはツアー優先のところもあるようなので、利用するのもありでしょう。
来年チャレンジしようと思っているかた、いつからでも準備はできますよ。
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